■ 「耳マーク」問い合わせ相次ぐ

 9月の発足から2カ月が過ぎ、当支部の認知度も徐々にアップし、「耳マーク」の問い合わせや賛助会員の申し込みが相次いでいます。

 耳が不自由であることや、難失聴者支援の意志を示すシンボルの耳マークは、耳をデザイン化した絵に「耳の不自由な方は筆談しますのでお申し出ください」「耳が不自由なことを表すマークです」の文章が添えられ、ポスターやカードになっています。

 12月中旬で西胆振の12事業所や個人から協力の申し出がありました。また、賛助会員の申し込みも25件寄せられました。

当支部では更に耳マークの普及に務めるため、賛助会員(会費1口千円)の百人拡大を目指しています。ご協力、よろしくお願いいたします。


■ マイナンバー制度の学習会を開きました

 1122日(日)会員・賛助会員を対象にして、マイナンバー制度について学習会を開催しました。室蘭市の担当者が制度の内容について解説し、字幕付きの動画も視聴することが出来ました。会員からは、「不明なことは電話で連絡が欲しいというが、電話ができないが・・・。」という意見も出されておりました。参加した人たちは口々に有意義な学習会で良かったという声が出され、事務局の皆さんは「やった・・・!」と活動の成果に笑顔を見せていました。今後も、情報の入手に困難が伴う人たちに支部活動を頑張ろうとはなしていました。


■ 念願の西胆振支部が発足

 病気や事故など後天的な理由から聞こえなくなったり、聞き取りにくくなった難失聴者を支える当団体「北海道中途難失聴者協会西胆振支部」の設立総会が2015年9月27日、室蘭市中小企業センターで開かれ、耳が不自由である自己表示「耳マーク」の普及に努力することを誓い合いました。

 西胆振支部は五島真知子さんが発起人となり、賛同者とともに設立準備を進めてきました。設立総会には母体である北海道中途難失聴者協会の佐々木亜規子会長、函館中途失聴者・難聴者協会、室蘭市社会福祉協議会、登別市社会福祉協議会、伊達市からの来賓や難失聴者や健聴者ら約30人が出席。五島さんがこれまでの経過や主旨を説明し「『耳マーク』は40年ほど前に制定されていますが、社会ではまだまだ活用されていないのが現状。今後はこの普及に大いにご協力いただきたい」と決意を述べました。 

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